Concept
永森家具の使命
箪笥の起源は定かではないが、昔竹籠(うなぎ籠のようなもの)に蓋をし、編み結び(漆をほどこし)背中にかけて旅をしました。衣類は巻いて収納し、全てのものをこの籠ひとつで用をたした事に由縁し、ひとつで司(おさむ)と書いて「箪笥」の文字が出来上がったと考えられます。それが発展した姿が行李のたぐいで、これらを積み重ね家屋の空間利用をはかるために生まれたたものが抽斗(ひきだし)です。弊社のマークも家具の原点ともいえるこの抽斗を表現したものです。
日本の技術の原点に立脚して精進し、現代の工芸家具へと昇華させることが私達 永森家具の使命だと考えています。